- 2006-04-04 (Tue)
- アンサンブル曲紹介 ( 5人 , 純打楽器アンサンブル , 主にたいこ )
曲目データ
- 曲名
- Ogoun Badagris for Percussion Ensemble (オグン・バダグリス)
- 作曲者
- Christopher Rouse (クリストファー・ローズ)
- 出版社
- Helicon Music Co.
- 構成
- 単一楽章
- 編成
- 5重奏
- Cabasa, snare drum, Chinese cymbal, 4 timpani, suspended cymbal, 2 cowbells (damped), tamtam
- Bass drum, 2 bongos, 2 timbales
- String drum, 4 conga drums, 3 wood blocks
- Bass drum, 3 tom-toms, vibraslap, one pair of maracas (manufactured by the Latin Percussion Company), large ratchet
- Quica, tenor drum, sleigh bells, slapstick, 3 metal plates, 4 log drums, guiro, cabasa, suspended cymbal
- 演奏時間
- 約5分
- CD, DVD等の演奏資料
- 岡田知之とパーカッション・アンサンブル III
--他にもあったら教えてください!
簡単な解説
作曲者による解説(英語)オグン・バダグリスとはブードゥー教の中でもっとも恐ろしい神の名であり、人間の生贄によってのみこの神を静めることができると言われています。
この曲はその神の怒りを鎮める儀式をあらわした曲です。曲は祈りの動機で始まり、ハイチの土俗的楽器になぞらえられたコンガのリズムによって主要部に入ります。主要部で祈りのダンスは激しさを増した後、最後に“relar”(「アーメン」と同じ意味)という絶叫と共にこの儀式は終わります。 -- 第11回曲目解説より
ポットベリー的に
- 演奏履歴
- 第15回演奏会(1998)
- 奏者にとっての充実度
- ★★★★★
最初は始めたらすぐに止まるので「ほんとに仕上がるの?」っていう感じでしたが、部分部分を繰り返し練習して何とか通せた時の嬉しさは忘れられません。
時間的にあっという間に終わってしまうのが信じられないほど苦労しましたが、その分報われる曲です。
- 難しさ度
- ★★★★★
まず、個人個人が難しいです。
1人1人の受け持つ楽器が多く(持ち替え~楽器・バチ~はもちろん、、2種類の楽器を同時にするのもザラ)、裏拍から出るリズム(8分の6拍子の1・4拍目以外)が多いこと、そしてテンポが速いこと。
そして、音楽を作るのも大変です。音が始終うるさいし(継続するリズムではメゾフォルテが一番小さい~最強はフォルテ5つ)、一聴しただけではどれがメロディ(?)ラインなのかがわかりにくいので。
個人レベルでは全ての動きを体で覚えこむまでさらいこむ(セッティングもとても重要)のが何より大事でしょう。そして全体レベルでは、まず曲が止まらずに進める小節数を少しずつ増やしていくのが肝心で(大変でした)、その上で主役・脇役をわきまえたすっきりした演奏となるように整理していきました。
- 分かりやすさ度
- ★★★★
パートの役割(特に強弱)が整理されていれば、面白いんじゃないでしょうか。
テンポが速く次々と場面が移っていくので、まさに息をつく暇・飽きる暇がないままに終わってしまいます。
使われている楽器も面白くて効果的(クイーカ、ストリングドラム、カバサ、ラチェットなど)。最後は雄叫び。