簡単な解説
典型的なミニマル・ミュージック作品。6拍子、4拍子、3拍子の3つの部分に分かれており、連続して演奏される。どの部分も単純なリズムパターンを打ち鳴らす奏者が順番に加わる形を取っている。各奏者の木片の音の高さが違うことにより、聞き手は時間の流れの中で微妙に変化する響きを追うことになる。 -- 第4回曲目解説より
ポットベリー的に
- 演奏履歴
- 奏者にとっての充実度
- ★★★
何より出来映えによって変わってくるとは思います(もちろんうまくいったときは星5つでも足りないくらい!)。
大体の場合は「合っていない訳じゃないけど、何処かしら微妙にズレている」ので、ちょっとばかり居心地が悪いようなムズムズした感覚を覚えるんじゃないかな…。
しかしあまりにも完璧にリズムが回転している時は、得も言われぬ気持ちのいい浮遊感に襲われます。大概次の瞬間には悪夢が待っているんですが…。
- 難しさ度
- ★★★★
この曲ではとにかく「惑わされない」ことが肝心でしょうか。
ひたすら同じことをしつづける曲なので、必ずといっていいほど誰か魔が差す人がでてきてしまいます。そこで起こるリズムの迷いをどこまで無視して自分の仕事をつつがなく遂行できるか?これ、結構難しいです。
それと、リズムができあがっていく中で拍子感を迷わすようなリズムが出てきます(それを叩く側よりもむしろ他のパートが惑わされてしまう…)。それを克服できるかどうか…?
まず個人レベルでは「癖のないリズム」を作ることが肝心なので、メトロノームに合わせるのは当然として、「出来あがりのリズム」をイメージしながらリズムをはめていくと効果的かもしれません。そしてどの曲でもそうなんでしょうが、他の奏者の動きもきちんと把握(それを歌いながら自分のパートを演奏できるくらい)した上で練習に臨まないと大変なことになりそうです。とにかく短時間の練習で、回数を重ねて「慣れる」ことでしょうか。
- 分かりやすさ度
- ★★★
「面白い!」という人と「なんじゃこりゃ?」という人、「きもちいい!」と感じる人と「もうやめて…!!」と感じる人の両極端に分かれてしまう曲。
聞き手次第ということです。
- ついでながら
- 普通この曲で使われる楽器はアフリカン・クラベスのようですが、私達は自作の木片を使っています。音程の調律は「なんとなく」ですがそれなりに味のある音色で気に入っています。
私達が定期公演で取り上げたのは第4回演奏会の1回だけですが、せっかくの手作り楽器を眠らせておくのはもったいないので、音楽教室やイベント関係で毎回のように取り上げる「定番」の曲となっています。