- 2006-04-04 (Tue)
- アンサンブル曲紹介 ( 4人 , 純打楽器アンサンブル , 主に鍵盤 )
曲目データ
簡単な解説
この曲はおおまかに分けて3部構成となっています。導入のModeratoの部分は、土の中で芽吹き始めた草花の鼓動を描いた3月のイメージ、中間部のAllegro Vivoの部分は地上に顔を出した春を描いた4月のイメージ、でしょうか。続く第3部のAndanteはそんな春の風景中のインターミッション。ホッとさせられるメロディです。そして再び春の世界へと導くように、AnimatoからVivoへと曲は展開され、中間部に戻り、華やかに曲を締めくくります。 -- 第19回演奏会曲目解説より
ポットベリー的に
- 演奏履歴
- 第19回演奏会(2002)
- 奏者にとっての充実度
- ★★★★★
マリンバ4重奏は従来、弦楽4重奏がマリンバ4重奏向けに編曲される形態も多いのですが、この曲は最初からマリンバで演奏されることを前提に作曲されたものなので、どのパートにも見せ場があり、充実したものとなっています。
- 難しさ度
- ★★★★☆
曲自体は親しみやすく、技術的な面から言っても、ほとんどの奏者は2本のマレットしか必要としないなど、比較的取り組みやすい曲、と言えます。しかしさながら会話のように繰り広げられる4人の掛け合いは緻密なバランスを必要とし、技術もさることながら、いかに曲のイメージを奏者が共有し、謳うか、が大切になっています。
- 分かりやすさ度
- ★★★★★
解説の部分に書きました通り、スプリング・ソングは緩急のバランスが絶妙で、聴きやすい曲だと思います。和音の展開も美しく、メロディーラインがすんなりと身体に染み込んでくるのは、やはり作曲者が日本人ということで、どこか奏者の心の根幹にあるものと通じる部分があるからではないか、と感じています。
- ついでながら
- この曲を演奏するにあたり、まず奏者が春の気分になれれば、そして客席に一足早い春をお伝えできれば、と衣装も春らしくパステルカラーに、そして譜面隠しも、春を彷彿とさせるカラーで統一してみました。視覚的効果を得ることができたでしょうか…!?